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共鳴結果2

寮監の*****の部屋に呼ばれた、デオン、++++、$$$$$、ルーク。
テーブルを挟んで、デオンの向いが++++、ルークの向いに$$$$$。
*****は立っている。
「詳しくはざっと聞いてきたが。ルークの怪我の件で揉めた、それでいいんだな?」
確認されて、4人で頷いた。
「そんなにひどいのか?ちょっと見せてみろ」
そういわれ、服をめくり上げた。
「うわ、こりゃまた・・・」
「いっ」
傷を押されて、声が出る。
むっと*****を見上げれば、「悪い悪い」と笑われた。
「俺は、誰がやったか知っている」
「えっ」
キッパリ言い切った*****にあとの3人が目を丸くする。
「知ってるんですか?」
3人そろって同じ様なニュアンスの質問。
「もちろん。寮監だしな」
うんと頷く*****。
「ま~、誰って言うわけでもないんだよな、ルーク?」
そう言われ、頷く。
もしかしたら、誰かとルースがケンカでもしてした怪我かもしれない。
だけど、自分には“誰か”まではわからないのだ。
第一、うっかりものの兄だから、羽目を外して怪我をした確立のほうが高いだろう。
「ちょっと待って下さいよ、誰かわかるって言って、誰でもないってなんなんですか」
++++が*****に食いついた。
他の二人も同感という顔だ。
「う~ん。意外と説明、難しいのな、これって」
上目遣いで、言葉を探す*****。
「ルークが双子なのを知っているか?」
頷くデオンと、「えっ?」と言う++++と$$$$$。
「それも、一卵性双生児だ」
「・・・って、同じ顔が二つ?」
$$$$$がイメージしているのだろう、ちょっと上を見ながらルークに聞いてきた。
「まぁ、そんなところです」
「へぇ~。○○○○んとこと同じかぁ」
感心したように++++が言う。
○○○○というのは++++や$$$$$と同学年にいる双子で、もちろん一卵性双生児だ。
この二人は性格も似通っていて、ルークから見れば、自分達よりも更に見分けがつかない双子だと感じているほどだ。
「一卵性双生児の不思議って知っているか?」
「聞いたことある。どっちかが風邪をひくともう片方もひくとか」
$$$$$が答える。
実際に、○○○○兄弟は、同時期に風邪にかかったらしく、
「あの時はびっくりするというか、笑ったというか・・・」
と、引き継いで++++が言う。
「つまり、ルークもそうだと?」
無言で聞いていたデオンが*****に確認する。
「そういうことだ」
きっぱり言う、*****の顔を見てから、デオンはルークの方を見て「本当か」と聞く。
「うん」
さっき言おうと思ったけれど・・・と付け足したかったが、余り余計なことは言わない方がいいだろうと、返事だけする。
「そうか・・・よかった」
そういって、顔を緩ませ、ほっとため息をつくデオン。
その姿を見て、『もっと前に言っておけばよかった・・・』と胸が痛んだ。
++++と$$$$$も納得したようで、デオンに悪かったと頭を下げている。
そんな様子を微笑ましげに見ていた*****、ふと思いついたように「それにしても、それはひどいな。ちょっと待て」と言って、通信機をかける。
家に問い合わせた結果、ルースが剣術の授業後、プロテクターを外してふざけているうちに勢いよく用具の上に転倒していたことがわかった。
「じゃ、時間が過ぎてるが、大目に見るから、風呂入って寝ろ」
*****がそう言って、4人を部屋から送り出す。
「失礼します」
そう言って、風呂へと足を向けた。


風呂へと向かう廊下。
先行く、++++と$$$$$の背中を見ながら、
「デオン、ごめん」
とルークは謝った。
「隠すつもりはなかったんだろう」
そう言われ、頷く。
「当たり前のことだから・・・周りが気付いているとか、思わなくて」
そして集団生活なんて初めてで、自分の怪我がそんなに人目を引くとは思っていなかったのだ。
「それならいい。
 クラスや学年でうまくいってなくてじゃなければ」
隣でデオンが呟くように言う。
それを聞いて、うわっと思う。
飛び級で学校に入っている自分は、クラスでも学年でも最年少だ。
やっかみを受けたり、いじめられているのではないか・・・そんな風にデオンが考えても仕方なかったのだ。
一番側にいて、相談されない・・・そう思っていたのかもしれない。
思わず、右腕を取って、
「ごめん!何かあったら、必ず相談するから。絶対」
と力をこめて言った。
と、そこにはびっくりしたような顔。
その顔がにっこり笑って、「わかった、わかった」と頷いた。


「いたっ」
前に身をこごめようとして、とっさに声が出た。
「どうした?」
隣でかけられる声。
「いや・・・シャンプーしようと思ったら、ここがつれて」
痛んだ箇所を押さえながら答える。
ゆっくりと体をかがめれば何とかなるだろう。
「ああ、そうか」
納得した答え。
デオンが隣でタオルを湯にくぐらせ、絞っているのをボーっと見ながら、意を決して。
と。
「ほら、洗ってやるから。目」
差し出されるタオル。
「痛むんだろう。そのままの格好だと、お湯かけたら目に沁みるだろうが。それで目押さえろ」
「え、ええ?」
「いくぞ~」
「うわ、待って、待って」
慌てて、タオルで目を押さえる。
その直後にお湯が頭から降り注いだ。
「ちょっと、もう少し丁寧にっ」
シャワーの音にかき消されないように大き目の声で言う。
と、かけられていた湯が止まる。
「贅沢言うな。シャンプーするぞ」
「ちょっと待って」
慌てて、すっかり濡れたタオルを絞り、目にあてる。
見計らったかのように、シャンプーが始まった。
「デオン、甘やかしすぎだぞ・・・」
一緒に入っていた、$$$$$から声が飛ぶ。
方向からすると、既に湯船に浸かっているらしい。
「ケガ人だからだろ。あんたがケガしたら、やってやろうか?」
そんな声をかけながら、デオンの指が頭皮を滑る。
「不要だ」
わははははと笑いあう3人の声を聞きながら、
『あ~、ルースだと爪があたって痛かったけど、デオンのは力加減もいいかも・・・』
そんなことを思っていた。
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う~ん

背中背中……。
一体何時の怪我の事だろう??
ルーシェが怪我や打ち身をするなんて日常茶飯事だったから、一々覚えてないなぁ。
by Elfin

きっかけはともかく、それの延長で軍でも平然とルークさんの髪を洗ってあげる辺り、やっぱり甘いと思うけどね、私は。

デオンさんが甘いより、洗って貰っても周りに何も言わせない雰囲気を出していたルークさん…流石ですね

つか、ルーシェさんどんだけ生傷大王だったんですか~?!自爆しまくりですね~

☆たかさん

> 背中背中……。
> 一体何時の怪我の事だろう??
> ルーシェが怪我や打ち身をするなんて日常茶飯事だったから、一々覚えてないなぁ。
> by Elfin

うん、本当に日常茶飯事でしたよね~w
おっちょこちょいというか(笑)

> きっかけはともかく、それの延長で軍でも平然とルークさんの髪を洗ってあげる辺り、やっぱり甘いと思うけどね、私は。

えへへへへ。←違う
良いじゃん、良いじゃん。気持ちよければw

☆ネコ長さん

> デオンさんが甘いより、洗って貰っても周りに何も言わせない雰囲気を出していたルークさん…流石ですね

え・・・。圧力かけてた覚えはないんだけど?
第一、怪我中だったし~w

> つか、ルーシェさんどんだけ生傷大王だったんですか~?!自爆しまくりですね~

うん(苦笑)
だから、こっち(ルーク)も大変でしたi-229
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アロマ・レイキの勉強中。
神秘幾何学なんかも大好きです。
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