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枯葉1

たそがれ一歩前の時間。
軽やかに、ぴょんぴょんと飛び跳ねるようにして歩く。
そのたびにカサッカサッと踏まれた枯葉が音を立てる。
面白くなって、足元を見ながら夢中になって歩き回っていた。
「ルーシェンス、ルークァンス、こっち」
「「はーい」」
父に声をかけられ、同時に返事をする。
どちらともなくお互い顔を見合わせてから、父の元へと駆け寄った。

「ここに横になってごらん」
そう言われて、顔を見合わす。
お互いは、家から持ってきた古めの毛布をくるんと巻かれた姿。
『『どうする?』』
そして、父の顔を見て。
『『ま、父さんが言うなら』』
そう、父が自分達を悪いようにするはずがない。
お互いそう判断して、両腕が毛布の内側でうまく使えないながらも、集められた枯葉の山にある3つのくぼみのうち、小さなもの2つにそれぞれ横になった。
『う~~ん』
髪の毛に枯葉が絡まるのを気にしながら、頭の位置を何度か調整しているうちに、バサッと枯葉をかけられた。
「こうすると暖かいんだぞ」
父は手際よく二人の体の上に枯葉をかけていく。
しばらくすると、体と毛布、そして枯葉の層が温まって、とても心地よくなってきた。
自分も同じように枯葉をかけた父は二人の間に横になっている。
「どうだ?温まったか?」
「「うん」」
──ただ、父は腕だけは出していて、時折二人の体をぽんぽんと叩いてくる。
冬の日はあっという間に落ちて。
30分もすれば当たりはかなりの暗さになってきた。
キンと澄んだ空気。
見上げている空にはたくさんの星々が瞬いている。
「今見えている、一番輝いている星が○○○だろ」
父が星を指差しながら説明する。
「「○○○」」
二人で声を合わせて言う。
「その隣に見える、小さい星わかる?ちょっとだけ青みがあるやつだ」
「「うん」」
「それと、ちょっと離れた・・・赤いの・・・それと・・・」
父の星座講義はしばらく続く。

「お腹減ってきた・・・」
ルーシェンスが言う。
言われてみれば。
「「ぐ~~」」
二人のお腹がなった。
「「「わはははは」」」
3人で大笑い。
落ち着いたところで、父が言う。
「もうちょっとで流星群がくるはずだから。あと少し待てるか?」
「「流星群!?」」
「たくさんの流れ星が見られるぞ~」
「「わかった、待ってる!」」

しばらくして、たくさんの流れ星に二人が歓声を上げるのはあと少し後。
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神秘幾何学なんかも大好きです。
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