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きっかけ4

額がふいに軽くなる。
『あれ?』
浮上し始める意識。
・・・と、ひんやりしたものがまた額に乗せられる。
冷たくて心地よい。
『濡れタオルか』
位置を調節し、最後にほんわりと手のひらで押さえられた。
その感覚に違和感を覚える。
『この手は知らない・・・』
「誰?」
そういって、ルークは目を開ける。
開いた目の先には、セインがいた。
「セイン・・・」
出した声は自分のものじゃないようだ。
「ルーク。大丈夫か?」
そう聞かれ、頷き、「水・・」と言う。
喉が渇いてしょうがない。
「カレン、水持ってきて!」
顔をそらし、セインが言った。
『カレンも来ているんだ・・・』
そう思いながら、額のタオルを手に取り、水を飲むために体を起こす。
「ルーファ、大丈夫か?」
コップと水の入ったボトルを持った、カレンが顔を出す。
言葉なく、頷く。
コップに手を伸ばし、ゴクゴクと中の水を飲む。
「はぁ・・・」
やっと人心地ついた気がする。
「あれ・・・?俺、ドア開けたっけ?」
二人がここにいるってことは、自分がドアを開けたのだろうか、記憶にない。
二人は顔を見合わせる。
「覚えていないのか?グラッシェアンスが入れてくれたんだぞ?」
カレンが言う。
「・・・デオンが?じゃ、あれは夢じゃなかったんだ」
玄関先に3人がそろっていると思った、あれ。
が、肝心のデオンがいない。
「デオンは?」
もう帰ったのだろうか。
そんなことを思いながら、聞く。
「いや、買い物に行っている」
「じき、戻ると思うぞ」
そういわれ、ほっとした。
「もう少し、横になれ」
セインにそう言われ、横になる。
体を起こしているだけでも体力を消耗したようだ。
「少し寝ろ」
カレンの声に、目を閉じた。
手に持っていたタオルを引き抜かれる。
しばらくして、また、額につめたいタオルが置かれた。
その冷たさを心地よく感じながら、眠りに落ちた。
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アロマ・レイキの勉強中。
神秘幾何学なんかも大好きです。
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