スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ルーク2

自分の食事が終わった途端、男は話を振ってきた。
「今日の演習に出てこなかったのは、それのせいか?」
目の下のクマのことをいっているらしい。
無言でうなずき、
「□□隊長に止められた。途中でぶっ倒れられても困るからと・・・」
と答える。
「そりゃ、そう思われるよな。見事過ぎるぜ」とにやりと笑う。



昨夜は自室に戻ってから、自分の研究に没頭し、気がついたら演習時間前1時間位になっていた。
慌てて30分ほど仮眠をとったが、起きてみれば連日睡眠不足の生活をしていたためか、目の下にくっきりとクマができていた。
あの時には我ながら、言葉が出なかった。。。

支度を整え、演習所に向かった先で、□□隊長に会う。
「おはようございます」
お辞儀をして顔を上げたルークの顔を見て、□□隊長の眉がぴくっと上がった。
「お前、睡眠不足か?」
「申し訳ありません」改めて頭を下げる。
こういう時は言い訳無用だ。
「途中でぶっ倒れられても困るな・・・ちょっと待て」
ルークに背を向け、端末を取り出す。
「□□だ。△△はいるか?」
ルークの直属の上司と連絡を取っている。
『・・・・・・・』
「今日は演習に参加しなくていい。
 △△と相談したが、午前中は自室にて給養しろ。
 午後から研究所へ出所だ」
いつもなら、この状況ならば緊張感を持って待つはずなのだが、余りの寝不足に意識が半分飛んでいたらしい。
気がついたら、□□隊長に申し渡されていた。
「はいっ。ありがとうございます」
深々と頭を下げ、自室に戻って・・・ベッドに倒れこんだ。



実際にはこんな感じだったが、はしょって説明する。
結局、昼食を食べずにぎりぎるまで寝て、その後研究所へ出所した。
幾分かクマは薄くなっていたが、先ほどまで仕事に没頭していたらまた濃くなり・・・。
気付いた、△△副所長が慌てて退所させたのだ。
後ろ髪引かれる思いで帰ってきて、食堂で食事中に能率的な方法を考えはじめ、思考にはまっているところに声をかけられたのだった。

「・・・と、まだ食べきっていなかったのか、お前」
隣で自分の3倍近くを一気に食べ始めた男の食欲に当てられ、すっかり食欲がなくなり、食べ残していたルークの手元を見て言う。
「今日はもういいい」
ルークがそう言うと、男の目がすっと細まり、少し値踏みするような目で見る。
「お前なぁ・・・」言い募ろうとしたのだろうが、ふと思いついたようで、
「サロンに場所を移そう、話がある」と言われた。
今の自分に必要なのは、多分、睡眠だと思うのだが・・・。
有無を言わせない雰囲気に、ルークはうなずいた。
スポンサーサイト

No title

読み応えたっぷり!!!
wakka○ちゃん、今日は漫画家じゃなくて小説家ねっ。

ルークさんも軍人だったのか・・・。
これはいつ頃?やはり旧クリロズ時代なの?

☆かほりん

> 読み応えたっぷり!!!
> wakka○ちゃん、今日は漫画家じゃなくて小説家ねっ。

なんか、昨日だけじゃなく、しばらくは文章・・・みたいi-232

> ルークさんも軍人だったのか・・・。
> これはいつ頃?やはり旧クリロズ時代なの?

旧クリロズ・・・ってか、同じ頃のお話よね。
これが、ルーシェンス視点だと、旧クリロズかな?
非公開コメント

Calender
プルダウン 降順 昇順 年別

04月 | 2017年05月 | 06月
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -


最近の記事
最近のコメント
リンク
FC2カウンター
プロフィール

wakka00

Author:wakka00
アロマ・レイキの勉強中。
神秘幾何学なんかも大好きです。
一昔前を考えたら、これって魔女かも!?
魔女見習いの奮闘を日々お送りしてますv

mixiバナー
mixiもやってます。
突っ込んだスピ話はマイミクさん限定♪

じぇいど♪さんのところのなにみえ遠足3期生。
ステーションやクリロズ、アカデメイヤに挑戦中。

 
チャットしてください
 Skype:wakkakka00

--------------

なにみえカードFlash版バナー

ブログ内検索
RSSフィード
QRコード
QRコード
グリムス
moon calender
Mail Form

Name:
Mail:
Title:
text:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。