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カテゴリを思わず、クリロズ・FTにしてしまいましたw
え~っと、この話までが一連・・・のことになるので?

11/3の日記“クリソプレーズはくるのか!?”で、

>私の元に、クリソプレーズがくる日が本当にくるのでしょうか・・・??
>いっそのこと、ルビーをオーダーしてみるか!?<自棄

・・・って書いた私。
本当にやってきました!

 カット_リング

・・・撮った後に気付いた。
洗い物した後で手がカサカサ~
(冬場は洗剤で手ががさがさになっちゃうのよねぇ・・・)
カサカサの手で失礼しましたm(__)m


実は・・・またまた17日に動きが。
そう・・・今回の発端は全て、17日(苦笑)

そのきっかけを下さったのは、カヤさん

カヤさんのお店、【鉱物雑貨キーツリーユグドラシル】にクリソプレーズが入荷したので、

>今日入ったリングがかなりいい感じの石なのですが(キーツリーに置いてある他のリングと同じデザインです)、お写真お送りしましょうか?

と、声をかけていただいたのです

う~~ん、つぶやいてみるものですね

で、早速、

>ぜひぜひ、画像お願いしてもよろしいでしょうか?
>あっ、でも、今月厳しいので、夫のお給料日以降じゃないとお支払いが・・・
>『早く売っちゃいたいの~』ということでしたら、申し訳ないので・・・。
>『待ってやろうじゃん~』ということでしたら、ぜひ、お願いしますm(__)m
>ずうずうしいお願いをして、申し訳ありません。

とお返事。
ええ、率直に支払いの件も書いちゃいました<図々しい
どうしても欲しくて、あれこれ調べているうちに、クリソプレーズは意外とお高いことを知っていたので・・・(苦笑)
桁が、5桁とか6桁の物とかたくさんあるんですよ。
ビーズ1粒が千円台後半だったりするのも、わかって。
なので、もう、率直に言ってしまった方が、良いと思いましてw

そして、お返事した後、ボーっとしていたら。
ふと。
デオンが一言。
「最近素直だから、ご褒美だ」

『ええええっ?何!!?今の??』と、びっくりするとともに、なんか妙に納得。
本当にねぇ・・・最近、素直だし、私
そして、その言葉の裏もわかりました。
どう考えても・・・それは、前夜早朝事後絡みで。
そう、つまり、17日の朝、統合がわかった段階でルーク(私)も仮設コードの撤去を決意していて。
エルンストとの絆が切れるのが、決定的になった時。
つまり・・・だからこその“クリソプレーズ”


ただ、その時は半信半疑でした、デオンの台詞については。


クリソプレーズが欲しい!ってことで調べた上で、なんとな~く思っていたこと。
 ・指輪ならば右手の中指に合うサイズできれば縦長
 ・ブレスレットだったら、できれば全部の石がクリソプレーズのもの
 ・自分の誕生日前に手にすることができたらいいな♪
・・・って。

今までも、いくつかの候補があって、う~ん、う~ん唸ってて。
見つけた指輪は横長で、指輪のサイズが希望外。
もしくは・・・デザイン自体が気に入らない。
そして、ブレスレットは他の石が混ざっているもので。
なんか、即決って気にはならず。
だからと言って、諦めることもできず。
『あ~、まだ売れてないな』って時々チェックしていたんです(苦笑)

が、カヤさんが先に教えてくださったデザインが自分の希望の縦型。
オマケにその指輪は、右手の中指のサイズのサイズ。
お値段も手頃!お給料日まで取り置きしていただかなくても、誕生日に間に合う

『ええっ?これって・・・』と思いつつ。
それでも、
『色が大事!程よい、透明感がなくちゃ~!』
(しかも、エルンストのイメージに近いやつ)
と思っていたんですが。
送っていただいた、画像が
即決

そして、今日届いたのが↑の指輪。
実際に見たら・・・本当に、透明感があるっ。
大満足であります~~~
カヤさん、声をかけていただき、ありがとうございました
ご縁に感謝です



・・・・・・って、結局、デオンの思うツボ?
つーーーーか、本当に・・・・彼には敵いません
ちゃんと、全て要所を押さえているのが・・・すごい。本当。


あ・・・でもね、お金を払ったのは私よ?>デオン
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数日前、mixiのボイス機能で変な盛り上がりをしてしまった、よしひなさん、たかさん+私。
実は、よしひなさんのツインにあたるレイさん、たかさんの上の人エル・フィンさんとルークが同時代にご一緒してて、かなり仲が良かったことが判明。
・・・で、ついつい、昔モードでコメントをし合っていたのが、アレでございました。
ことの詳細は、よしひなさんが“mixiボイス乗っ取り大騒ぎの詳細とお詫びw ”という記事で説明してくださってます。
mixiのボイスって公開範囲が設定できるから、突然、“そりゃかわいいもん~~~(大笑)”と私が書いても、その前後が見えなくて『???』ってマイミクさんも多かったと思いますが。
そんな訳ですので、ごめんなさい~。

・・・で、そのすりあわせ中のこと。

-----------------
よしひなさんへ


・・・ってさぁ・・・。
ある意味、ルークは当て馬?>レイさん
 (嘘嘘、わかってます~)

-----------------

これ、ボイスとかですごい、レイさんがエル・フィンさんに絡んでいたので、
わかっていつつも、突っ込んでみたら・・・

-----------------
よしひなさんから


>「お、妬いてんのか珍しい
>おれがルークのこと愛してるの分かってくれないの
>デオンとケンカしたらおれのとこにおいで

>・・・っていうラブコメントを聞きたいですか、wakka○さん・・・orz


-----------------
よしひなさんへ


ここ読んだ瞬間、ピキッとなって、エル・フィンさんの十八番、絶対零度を奪っての、
絶対零度状態になってます。

「・・・何言ってんの。
 妬くも何も。そういう感情、持つほどの仲じゃなかったでしょう」


え~、冷気を吐きつつのキツ~~~イ台詞と思ってくださいませ。

「あ、ここで照れてるとか、悪乗りして言ったら、絞めるよ」

・・・だそうです。
モードが・・・どっかの時代のすごいキツイ人に変わってますので、
今だと、容赦しないですよ。

----------------

と、お返事したのに・・・レイさん、やってくれました。

----------------
よしひなさんから


>あ、「絞められてみたい」とか言ったのは嘘です、すいません


----------------

これ読んで、嘘じゃないなと思ったルーク&私。
ルークの温度がさらに低下。
そして・・・寝る前にチラッと変なシーンが浮かんで。

よしひなさんへ確認↓

---------------
よしひなさんへ


昨夜、浮島に乱入しませんでした?
いや・・・違えば、妄想ってことで、すごくいいんだけど。

「よぉ」と近寄ってくるレイさんに、にっこり微笑んで、手を振り。
「来ちゃった」とさらににっこり。
間合いが詰まった瞬間、ガシッとみぞおちあたりに蹴りを一発。
お腹を抑えるレイさんに
「悪乗りしたら、絞めるって言っただろう」
って言って、きびすを返して帰ってきた・・・。

なんてことないですよね?

・・・ってことは、願望か。
もしくは・・・シュミレーション?

レイさん・・・しばらく言葉は謹んだほうが・・・

---------------

頂いたお返事↓

>え゛・・・
>↑これやったの・・・ルークさんなの・・・???
>エル・フィンさんじゃなく???

>・・・orz
>今後ろで
>「だから言ったろ
>本当に怒らせると怖いのはこいつの方なんだって
>て言ってます・・・

>実はね、エル・フィンさんに「殴る」宣言されてから、
>レイはずっと自分の鳩尾とわき腹と、あと足?の辺り?に、

>「防御魔法の魔方陣」貼り付けてるんですよね・・・orz

>何か、鎧の代わり?みたいな感じで。笑
>(お前は耳なし芳一か。)

>今箱庭の方に居るのは分身?の方なんですけど、
>今お腹見てみたら、
>レ「・・・あ
>私「・・・魔方陣・・・割れてるねぇ・・・

>・・・orz
>向こうに居る分身くん、鳩尾に一発入れられてるねぇ

>・・・良かったねぇ・・・魔方陣貼り付けておいて
>ま、向こうの分身くんは痛かっただろうけど。。。爆

>「そういえば・・・あん時殴りに来たのもルークだったしな・・・たらーっ(汗)」

>ツインコード繋いで大騒ぎしてた時ね
>やっぱり・・・

>レ・私「本当に怖いのは普段にこにこしてる人だよねぇ・・・」爆


-----------------

・・・って。
妄想じゃなかったようです。

-----------------
よしひなさんへ


>・・・良かったねぇ・・・魔方陣貼り付けておいて
>ま、向こうの分身くんは痛かっただろうけど。。。爆

だからか~。
私、絞める=首を締め上げて・・・だと思ってたのに、蹴りだったんで。
イメージを見て、
『あれ~?首じゃないの?狙うのは』 <すごい不謹慎あせあせ
って思って。
だから、妄想かなって思ったんですが。

ルークはルークで、ちゃんと防御されている方を狙ったようです。
一応・・・ルークなりの若干の配慮だそうですよ?
「次は手加減しないからね。わかっているよねレイティ」にっこり

----------------

この顛末。
ブログに書きたいな~とこぼしたら、よしひなさんからO.K.頂きつつ、
レイさんからメッセージが↓

-----------------

>「今度オゴる」っつってます。爆笑
>「怒らせたお詫び
>だそうで
>また一緒に飲みに行ってやって下さいませむふっ
>どんだけルークさんに甘いんだろうwww


-----------------

どうも・・・昔からオゴられているようなんですがw
レイさんの名前でつけて、飲んでるくらい、甘やかしていただいていたようで
 ※たかさんの“ただの物語 断片38 バーにて”参照~♪
「・・・わかった。オゴられてやる」 <若干偉そう

それにしても、ルークを絶対零度にするのはレイさんくらいです
目に映るのは、白い天井。
『何で・・・』
チラと思った、次の瞬間、がばっと体を起こす。
自分に起こったことを思い出したのだ。
ベッドから飛び降りるようにして、降り。
確認したドアに向かって歩き出す。
シュン
あと2歩ほどでドアというところで、ドアが開く。
そこにいたのは@@@@(デオンのこと)だ。
だが、@@@@(デオン)を避けて病室の外へと出ようとする。
もちろん、すんなりと出してもらえるわけもなく。
ガシッと二の腕をつかまれ、力任せに引き戻される。
「どこに行くんだ」
「決まっているだろ、****(エルンストのこと)のところだ」
睨みつけるようにして@@@@(デオン)に言う。
「行かせない」
そういった@@@@(デオン)の瞳の力は強く。
はっと我に返る。
そんなルークの様子を見て、@@@@(デオン)も瞳の力を弱めた。
「****にはカイザーが付いているから」
「カイザー・・・」
過去の名前の会話をしていて、突然出てきた名前に記憶が混乱し。
それが、カイザーの姿と一致するまでに一瞬手間取る。
「ああ、カイザーか」
『彼が付いてくれているなら、大丈夫だ』そう思って、やっと体に入っていた力が抜ける。
ぐいっ
解かれなかった腕をひかれ、@@@@(デオン)の腕に抱え込まれる。
「泣きたかったら、泣いていいぞ」
そう言われ、さらに緊張が緩む。
・・・が、不思議と涙腺は緩んでこなかった。
「誰が泣くか」
そう言って、@@@@(デオン)の背中に手を回した。



翌日。
「よし、異常はないようだな」
尋ねていったルークを果樹園に案内しながら、
エネルギーの様子をチェックしていたフェーンが言う。
「そう」
返事をしながら、伏せ目がちに答える。
まだ浮かない様子のルークを横目にしながら、
「隊長から聞いたぞ。面白いな」
と、フェーンが言った。
そう言われて、ルークは「???」首をかしげる。
最近、面白いようなことをしただろうか。
怪訝な顔でフェーンを見ていると、
「カイザーから聞いたんだが。
 エルンストも目を覚まして、
 すぐお前のところに駆けつけようとしたらしい」
「・・・・・」
フェーンが言ったことを反芻して、なんて言っていいのかわからず、
ルークはただフェーンの顔を見た。
「仮設コードがなくなったって。
 お前達のお互いを思いやる気持ちは、変わらないんだろう」
そう言って、フェーンは腕を伸ばし、ルークの頭を撫でる。
『そうか・・・そうかもしれない』
「後、数日経ったら、直接会っても大丈夫だろう」
そう言いながら、フェーンが足を進めた先は、果樹園の水場。
果樹園の中でも、気の良い所でルークのお気に入りの場所だ。
いつもは何もないそこに、テーブルが置いてあり、その上に大きめの箱が置かれている。
「これ、頼んでとっておいてもらった」
フェーンがその箱を両手で大切そうに持ち上げた。
フェーンの視線に促され、その箱の蓋を持ち上げる。
ふわ~っと舞い上がる光の粒子。
箱から零れ出たそれらはふわふわと空中に漂い、空気に溶け込んでいく。
「やっぱり完全には保存できないな」
箱の中のコードを覗き込んでフェーンが言う。
実際に見るのは初めてで、物質化されたそれはコードというよりは、燃え残ったインセンススティックのような、脆い物だった。
「こんなふうにして・・・」
フェーンを真似て箱の中に残るコードを光に還していく。
元々光に戻っていく物は、ちょっと光を送っただけで化学反応のように光と化していき、箱からふわふわと漂い、舞い上がって空気に溶け込んでいく。
『ありがとう。本当に今までありがとう。ありがとう』
上がっていく光、一つ一つに感謝の気持ちを込めて、・・・手放した。

--------

補足:
フェーンさんとの身長差が10cm以上あって、なんかフェーンさんからしてみると、
も~、弟をあやしている感じがするんですけど。
ま~、ことがことだけに、甘やかしてもいいと思ったのもあるんでしょうけれど。
仮設コードの撤去は、フェーンさんがしたのではなくて、もうちょっと上の方に行って、やってもらったようです。
フェーンさんは前後の体調チェックと、心のケアをしてくださりました。

デオンが行かせなかったのは、「数日間は会わせずに様子を見よう」という話があったからです。
今回はデリケートな問題だったからか、
「気になるし、傍にいたいけれど、そうもいかないだろう」
と、エルンストに配慮して、前日~術直前は一切顔を見せませんでした。
(どうも、術中は外でうろうろして待ってたらしいけど)
目を覚ましたルークの目に飛び込んできたのは、エルンストの顔。
エルンストは寝返りを打っていて、枕を抱きしめるようにして眠っている。
半分うずまった顔をみながら、
『本当に昔から変わらないな』
そうルークは思った。

エルンストを起こさないようにそっとベッドを抜け出して、時間を確認する。
想像よりも早い時間。
『かといって、寝なおすほどでもないし。
 やっぱり、緊張しているのかな』
そう思いつつ、ルークはささっと身支度を整え、そっと部屋を抜け出した。
記憶を頼りに、病院側の玄関へたどり着く。
手をかざしてみるとロックはされていない。
『そうか・・・浮島だもんな』
フェーンやフェーンのパートナーが許可しない限り、そう簡単には外部から入り込めないようになっているはずで、ロックなど必要ないのだ。
変なところ、本体の三次元感覚が自分にも影響しているようだ。
ドアを開け、外に出る。
決して室内の空気が悪かったというわけではないが、外の空気を吸うと、新鮮な気がして、思わず大きく伸びをした。
・・・と、人の気配。
ルークが顔を向けると、案の定フェーンだ。
フェーンはこれから果樹園に行くのだろう、動きやすい格好をしていた。
「ずいぶんと早いな。やっぱり眠れなかったのか」
ルークに向かって歩いて来ながら、そう言う。
「う~ん?眠れはしたんだけど。
 ・・・やっぱり、緊張があるのかな?」
そう答えるルーク。
「ま、しょうがないさ」
そう言って、フェーンはルークの頭をぽんぽんと軽く撫でる。
「いつもなら、一緒に行くかって言うんだが。
 手術前だしな。食べられないのに、目の前に食べ物じゃ、嫌だろう。
 ####(フェーンさんのパートナーさんの名前)のところで時間をつぶせ」
そう言って、ルークの体の向きを店の方にぐいと向ける。
「話してあるから、水しか出さないぞ。####は」
肩越しに振り返ってみたフェーンの顔はとても優しい表情だった。

「あ、フェーン」
ルークをおいて、果樹園へと足を向けるフェーンをルークは呼び止める。
「どうした?」
「あれって・・・。切除したコードってどうなるの?」
ルークは疑問をぶつける。
「?光に還すというか・・・還っていくというか」
「・・・光に還す・・・・。
 それって、すぐじゃないとダメなわけ?」
怪訝な顔で質問に答えていたフェーンもルークの言いたいことがわかったのだろう、納得した顔になる。
「直ぐじゃなくても大丈夫だ」
「だったら・・・」
「しばらくだったら、保存しておくから」
フェーンはそう言って、微笑む。
「うん、ありがとう。我がまま言って」
ルークも笑いら頭を下げる。
「皆、お前に甘いけど。俺もお前には甘いよな」
そういって、今度こそ、フェーンは果樹園に向かっていった。

--------------

・・・思うに、なんだかんだで、甘え上手なのか?ルークは。
あちらこちらで甘やかしてもらっている気がします。
本当に。
フェーンのパートナーさんがやっているお店。
有機栽培レストランで大きなテラスが付いていて、昼のランチはもちろん、夜のディナーもテラスでとれるようになっていて。

そのテラス。夜。
この日はフェーンさんの計らいで、レストランは二人のために貸切り状態。
フェーンさんのツインさんが特別に腕を振るってくれていることになっている。
店側の光と、ランプとろうそくのほんわりとした光。
グラスに注がれたワインレッドの液体。
グラスの脚を持ち、お互いグラスを寄せる。
「こういう時は、やっぱり・・・。
 二人の未来のために、かな」
そう言った口調は、いつもの軽い口調とは違って、ずいぶんと真剣なもので。
言われたルークは、口元をかすかに上にあげて肯定する。
「じゃ」
「「二人の未来のために」」
チン

乾杯をしたものの、二人とも何を話していいのかわからない。
いつもは快活に話をする彼──エルンスト──も緊張気味だったし、ルークは元より無口な方だ。
結果として、黙々と手と口を動かすことになる。
「口に合わないのか。二人とも無言で」
フェーンがやってきて声をかける。
「口に合わない訳じゃなくて・・・」
状況を察しろよと、エルンストが視線をフェーンに向ける。
「いや。俺のパートナーの料理だからな。念のため」
そういって、二人にウィンクをしてみせる。
十分状況を知っていて、パートナーのことをネタに場を和ませようというフェーンの気持ちが嬉しい。
「食事に集中しようか」
「そうだね」
「そうだぞ。時間はまだまだあるから、とりあえずは食事だ」
そういって、フェーンが笑った。



「部屋はここだ」
フェーンに案内された部屋。
そこを覗き込んで、エルンストとルークは思わず顔を見合わせた。
「一応、病院では特別室・・・って言っているけど。
 実際には、俺の家のゲストルームかな」
「ああ」
ルークは納得する。
フェーンの病院は本格的な入院設備はないはずで。
通された部屋は、外から見れば病院とフェーンの自宅をつなぐ部分にあった。
そして・・・病室というよりは、本当にゲストルームというのがぴったりの内装。
山小屋のような空間に大きな天窓。
綺麗にベッドメイクされたダブルサイズ(いやクィーンサイズかも?)が2つ。
使われているのは病院のような真っ白なシーツではなく、手作りのキルトのようなものがかかっている。
「ま、ゆっくり休めよ」
そう言って、フェーンは二人を置いていった。

『あ・・・』
ルークは思わず声を上げそうになって、口をつぐむ。
それぞれ、ベッドに横になって、気付いたこと。
天窓の位置がベッドの上に横たわった時に星が見えるようになっている。
ずっと見つめていると、まるで自分が宇宙空間に浮かんでいるかのようだ。
不意に・・・泣きたいような、気持ちが突き上げてくる。
「エルンスト」
「何?」
「ありがとう」
「何、改まってんの。あんたがしおらしいとこっちも調子が狂うでしょ」
「・・・そっちの方が、先に変だったくせに」
「あんたね・・・」
さっきまでの緊張感がまるで嘘のように軽快なリズムで会話が弾む。
「あ~あ、ユウくらい、素直でかわいかったらいいのにっ」
「それ言ったら、エルンストだって素直な時があったじゃん」
「ぎゃ~、それって、あの時?あの時のこと言ってる?」
「ふふふふ」
「何、その笑い。なんか、すごく嫌なんだけどっ」
「だってさ、あの時の****(エルンストのこと)ってすごい、素直で~」
「やめなさいっ、+++++(ルークのこと)っ」
がばっとエルンストが起き上がり、頭をかきむしっている様子が伝わってくる。
くすくすと笑いを漏らすルークに、きっと視線を向けて。
とっさに枕をルークに投げつけた。
ぼすん
幸い顔への被弾は免れたが、まだ寝ていたため、ルークの体にしっかり当たった。
「~~~っエルンスト!」
がばっ
ルークも起き上がる。
エルンストが投げた枕と、自分の枕を両手にもってポイポイッとエルンストに向かって投げた。
ボス ボス
とっさによけたものの、腕に1つが当たったエルンスト。
「こらっ」
「先にそっちが投げたんだろう」
「だからって~」
がっっと勢いよく飛び降りて、エルンストに届かなかったもう一つの枕を拾うルークに、エルンストが抱えていた枕でポスンと叩く。
今度はしっかり頭に当たった。
「あ、やったな」
「へへ~~ん」
ぼす ポス ぼすん
お互い、『」いい大人が何をやっているんだか』と、内心は思いつつ。
状況が状況だし。
お互い『負けるもんかっ』って感じになり、引くに引けない。
・・・が、とうとう、どちらかともなく笑い出して、わははははと大笑いを始めた。
笑って、笑って笑いすぎて。
ルークは枕に顔をうずめて、笑いすぎて出てきた涙をぬぐった。

散々笑い終わって。
二人でベッドに腰掛ける。
「昔を思い出したね」
「うん」
始まりは多分、あすこ。
今、ルークの本体が思い出している時代。
一番・・・近い存在の自分達。
初心を思い出してみれば・・・こんなにも絆にこだわる必要はなかったのかもしれない。
初めから自分達は・・・・・絆なんてなくたって、支えあったり、傷つけあったり。
たくさんの感情をぶつけ合い、成長してきたのだから。
双方、同じ思いだったのだろう。
「なんか・・・気が軽くなったね」とエルンスト。
「うんそうだね」とルークも素直に同意する。

「愛してるよ」
「うん、僕も愛してる」
「今日は昔みたいに一緒に寝ようか」
「そうだね」
二人して子ども心に帰って、肩を寄せ合い眠りについた。
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アロマ・レイキの勉強中。
神秘幾何学なんかも大好きです。
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じぇいど♪さんのところのなにみえ遠足3期生。
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