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現在、進行しているのは、小説・マンガが混在の、ルーク伝。
一応・・・サイト運営をしているwakka○の過去生の一人、
ルークについての自伝・・・ってスタンスですが。
あくまでも、私というフィルターを通しての話です。
なので、“物語として”読んでくだされば幸いです。

2009.6.14~開始。
現在進行中。

2009.8.27更新済み
NEWアイコン最新ページ: きっかけ6 きっかけ7 きっかけ後日談
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込み合ってきたので、時系列にまとめてあります。
順番に読みたい方は、時系列ページを使ってくださいませ。
カテゴリを思わず、クリロズ・FTにしてしまいましたw
え~っと、この話までが一連・・・のことになるので?

11/3の日記“クリソプレーズはくるのか!?”で、

>私の元に、クリソプレーズがくる日が本当にくるのでしょうか・・・??
>いっそのこと、ルビーをオーダーしてみるか!?<自棄

・・・って書いた私。
本当にやってきました!

 カット_リング

・・・撮った後に気付いた。
洗い物した後で手がカサカサ~
(冬場は洗剤で手ががさがさになっちゃうのよねぇ・・・)
カサカサの手で失礼しましたm(__)m


実は・・・またまた17日に動きが。
そう・・・今回の発端は全て、17日(苦笑)

そのきっかけを下さったのは、カヤさん

カヤさんのお店、【鉱物雑貨キーツリーユグドラシル】にクリソプレーズが入荷したので、

>今日入ったリングがかなりいい感じの石なのですが(キーツリーに置いてある他のリングと同じデザインです)、お写真お送りしましょうか?

と、声をかけていただいたのです

う~~ん、つぶやいてみるものですね

で、早速、

>ぜひぜひ、画像お願いしてもよろしいでしょうか?
>あっ、でも、今月厳しいので、夫のお給料日以降じゃないとお支払いが・・・
>『早く売っちゃいたいの~』ということでしたら、申し訳ないので・・・。
>『待ってやろうじゃん~』ということでしたら、ぜひ、お願いしますm(__)m
>ずうずうしいお願いをして、申し訳ありません。

とお返事。
ええ、率直に支払いの件も書いちゃいました<図々しい
どうしても欲しくて、あれこれ調べているうちに、クリソプレーズは意外とお高いことを知っていたので・・・(苦笑)
桁が、5桁とか6桁の物とかたくさんあるんですよ。
ビーズ1粒が千円台後半だったりするのも、わかって。
なので、もう、率直に言ってしまった方が、良いと思いましてw

そして、お返事した後、ボーっとしていたら。
ふと。
デオンが一言。
「最近素直だから、ご褒美だ」

『ええええっ?何!!?今の??』と、びっくりするとともに、なんか妙に納得。
本当にねぇ・・・最近、素直だし、私
そして、その言葉の裏もわかりました。
どう考えても・・・それは、前夜早朝事後絡みで。
そう、つまり、17日の朝、統合がわかった段階でルーク(私)も仮設コードの撤去を決意していて。
エルンストとの絆が切れるのが、決定的になった時。
つまり・・・だからこその“クリソプレーズ”


ただ、その時は半信半疑でした、デオンの台詞については。


クリソプレーズが欲しい!ってことで調べた上で、なんとな~く思っていたこと。
 ・指輪ならば右手の中指に合うサイズできれば縦長
 ・ブレスレットだったら、できれば全部の石がクリソプレーズのもの
 ・自分の誕生日前に手にすることができたらいいな♪
・・・って。

今までも、いくつかの候補があって、う~ん、う~ん唸ってて。
見つけた指輪は横長で、指輪のサイズが希望外。
もしくは・・・デザイン自体が気に入らない。
そして、ブレスレットは他の石が混ざっているもので。
なんか、即決って気にはならず。
だからと言って、諦めることもできず。
『あ~、まだ売れてないな』って時々チェックしていたんです(苦笑)

が、カヤさんが先に教えてくださったデザインが自分の希望の縦型。
オマケにその指輪は、右手の中指のサイズのサイズ。
お値段も手頃!お給料日まで取り置きしていただかなくても、誕生日に間に合う

『ええっ?これって・・・』と思いつつ。
それでも、
『色が大事!程よい、透明感がなくちゃ~!』
(しかも、エルンストのイメージに近いやつ)
と思っていたんですが。
送っていただいた、画像が
即決

そして、今日届いたのが↑の指輪。
実際に見たら・・・本当に、透明感があるっ。
大満足であります~~~
カヤさん、声をかけていただき、ありがとうございました
ご縁に感謝です



・・・・・・って、結局、デオンの思うツボ?
つーーーーか、本当に・・・・彼には敵いません
ちゃんと、全て要所を押さえているのが・・・すごい。本当。


あ・・・でもね、お金を払ったのは私よ?>デオン
数日前、mixiのボイス機能で変な盛り上がりをしてしまった、よしひなさん、たかさん+私。
実は、よしひなさんのツインにあたるレイさん、たかさんの上の人エル・フィンさんとルークが同時代にご一緒してて、かなり仲が良かったことが判明。
・・・で、ついつい、昔モードでコメントをし合っていたのが、アレでございました。
ことの詳細は、よしひなさんが“mixiボイス乗っ取り大騒ぎの詳細とお詫びw ”という記事で説明してくださってます。
mixiのボイスって公開範囲が設定できるから、突然、“そりゃかわいいもん~~~(大笑)”と私が書いても、その前後が見えなくて『???』ってマイミクさんも多かったと思いますが。
そんな訳ですので、ごめんなさい~。

・・・で、そのすりあわせ中のこと。

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よしひなさんへ


・・・ってさぁ・・・。
ある意味、ルークは当て馬?>レイさん
 (嘘嘘、わかってます~)

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これ、ボイスとかですごい、レイさんがエル・フィンさんに絡んでいたので、
わかっていつつも、突っ込んでみたら・・・

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よしひなさんから


>「お、妬いてんのか珍しい
>おれがルークのこと愛してるの分かってくれないの
>デオンとケンカしたらおれのとこにおいで

>・・・っていうラブコメントを聞きたいですか、wakka○さん・・・orz


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よしひなさんへ


ここ読んだ瞬間、ピキッとなって、エル・フィンさんの十八番、絶対零度を奪っての、
絶対零度状態になってます。

「・・・何言ってんの。
 妬くも何も。そういう感情、持つほどの仲じゃなかったでしょう」


え~、冷気を吐きつつのキツ~~~イ台詞と思ってくださいませ。

「あ、ここで照れてるとか、悪乗りして言ったら、絞めるよ」

・・・だそうです。
モードが・・・どっかの時代のすごいキツイ人に変わってますので、
今だと、容赦しないですよ。

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と、お返事したのに・・・レイさん、やってくれました。

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よしひなさんから


>あ、「絞められてみたい」とか言ったのは嘘です、すいません


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これ読んで、嘘じゃないなと思ったルーク&私。
ルークの温度がさらに低下。
そして・・・寝る前にチラッと変なシーンが浮かんで。

よしひなさんへ確認↓

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よしひなさんへ


昨夜、浮島に乱入しませんでした?
いや・・・違えば、妄想ってことで、すごくいいんだけど。

「よぉ」と近寄ってくるレイさんに、にっこり微笑んで、手を振り。
「来ちゃった」とさらににっこり。
間合いが詰まった瞬間、ガシッとみぞおちあたりに蹴りを一発。
お腹を抑えるレイさんに
「悪乗りしたら、絞めるって言っただろう」
って言って、きびすを返して帰ってきた・・・。

なんてことないですよね?

・・・ってことは、願望か。
もしくは・・・シュミレーション?

レイさん・・・しばらく言葉は謹んだほうが・・・

---------------

頂いたお返事↓

>え゛・・・
>↑これやったの・・・ルークさんなの・・・???
>エル・フィンさんじゃなく???

>・・・orz
>今後ろで
>「だから言ったろ
>本当に怒らせると怖いのはこいつの方なんだって
>て言ってます・・・

>実はね、エル・フィンさんに「殴る」宣言されてから、
>レイはずっと自分の鳩尾とわき腹と、あと足?の辺り?に、

>「防御魔法の魔方陣」貼り付けてるんですよね・・・orz

>何か、鎧の代わり?みたいな感じで。笑
>(お前は耳なし芳一か。)

>今箱庭の方に居るのは分身?の方なんですけど、
>今お腹見てみたら、
>レ「・・・あ
>私「・・・魔方陣・・・割れてるねぇ・・・

>・・・orz
>向こうに居る分身くん、鳩尾に一発入れられてるねぇ

>・・・良かったねぇ・・・魔方陣貼り付けておいて
>ま、向こうの分身くんは痛かっただろうけど。。。爆

>「そういえば・・・あん時殴りに来たのもルークだったしな・・・たらーっ(汗)」

>ツインコード繋いで大騒ぎしてた時ね
>やっぱり・・・

>レ・私「本当に怖いのは普段にこにこしてる人だよねぇ・・・」爆


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・・・って。
妄想じゃなかったようです。

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よしひなさんへ


>・・・良かったねぇ・・・魔方陣貼り付けておいて
>ま、向こうの分身くんは痛かっただろうけど。。。爆

だからか~。
私、絞める=首を締め上げて・・・だと思ってたのに、蹴りだったんで。
イメージを見て、
『あれ~?首じゃないの?狙うのは』 <すごい不謹慎あせあせ
って思って。
だから、妄想かなって思ったんですが。

ルークはルークで、ちゃんと防御されている方を狙ったようです。
一応・・・ルークなりの若干の配慮だそうですよ?
「次は手加減しないからね。わかっているよねレイティ」にっこり

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この顛末。
ブログに書きたいな~とこぼしたら、よしひなさんからO.K.頂きつつ、
レイさんからメッセージが↓

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>「今度オゴる」っつってます。爆笑
>「怒らせたお詫び
>だそうで
>また一緒に飲みに行ってやって下さいませむふっ
>どんだけルークさんに甘いんだろうwww


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どうも・・・昔からオゴられているようなんですがw
レイさんの名前でつけて、飲んでるくらい、甘やかしていただいていたようで
 ※たかさんの“ただの物語 断片38 バーにて”参照~♪
「・・・わかった。オゴられてやる」 <若干偉そう

それにしても、ルークを絶対零度にするのはレイさんくらいです
目に映るのは、白い天井。
『何で・・・』
チラと思った、次の瞬間、がばっと体を起こす。
自分に起こったことを思い出したのだ。
ベッドから飛び降りるようにして、降り。
確認したドアに向かって歩き出す。
シュン
あと2歩ほどでドアというところで、ドアが開く。
そこにいたのは@@@@(デオンのこと)だ。
だが、@@@@(デオン)を避けて病室の外へと出ようとする。
もちろん、すんなりと出してもらえるわけもなく。
ガシッと二の腕をつかまれ、力任せに引き戻される。
「どこに行くんだ」
「決まっているだろ、****(エルンストのこと)のところだ」
睨みつけるようにして@@@@(デオン)に言う。
「行かせない」
そういった@@@@(デオン)の瞳の力は強く。
はっと我に返る。
そんなルークの様子を見て、@@@@(デオン)も瞳の力を弱めた。
「****にはカイザーが付いているから」
「カイザー・・・」
過去の名前の会話をしていて、突然出てきた名前に記憶が混乱し。
それが、カイザーの姿と一致するまでに一瞬手間取る。
「ああ、カイザーか」
『彼が付いてくれているなら、大丈夫だ』そう思って、やっと体に入っていた力が抜ける。
ぐいっ
解かれなかった腕をひかれ、@@@@(デオン)の腕に抱え込まれる。
「泣きたかったら、泣いていいぞ」
そう言われ、さらに緊張が緩む。
・・・が、不思議と涙腺は緩んでこなかった。
「誰が泣くか」
そう言って、@@@@(デオン)の背中に手を回した。



翌日。
「よし、異常はないようだな」
尋ねていったルークを果樹園に案内しながら、
エネルギーの様子をチェックしていたフェーンが言う。
「そう」
返事をしながら、伏せ目がちに答える。
まだ浮かない様子のルークを横目にしながら、
「隊長から聞いたぞ。面白いな」
と、フェーンが言った。
そう言われて、ルークは「???」首をかしげる。
最近、面白いようなことをしただろうか。
怪訝な顔でフェーンを見ていると、
「カイザーから聞いたんだが。
 エルンストも目を覚まして、
 すぐお前のところに駆けつけようとしたらしい」
「・・・・・」
フェーンが言ったことを反芻して、なんて言っていいのかわからず、
ルークはただフェーンの顔を見た。
「仮設コードがなくなったって。
 お前達のお互いを思いやる気持ちは、変わらないんだろう」
そう言って、フェーンは腕を伸ばし、ルークの頭を撫でる。
『そうか・・・そうかもしれない』
「後、数日経ったら、直接会っても大丈夫だろう」
そう言いながら、フェーンが足を進めた先は、果樹園の水場。
果樹園の中でも、気の良い所でルークのお気に入りの場所だ。
いつもは何もないそこに、テーブルが置いてあり、その上に大きめの箱が置かれている。
「これ、頼んでとっておいてもらった」
フェーンがその箱を両手で大切そうに持ち上げた。
フェーンの視線に促され、その箱の蓋を持ち上げる。
ふわ~っと舞い上がる光の粒子。
箱から零れ出たそれらはふわふわと空中に漂い、空気に溶け込んでいく。
「やっぱり完全には保存できないな」
箱の中のコードを覗き込んでフェーンが言う。
実際に見るのは初めてで、物質化されたそれはコードというよりは、燃え残ったインセンススティックのような、脆い物だった。
「こんなふうにして・・・」
フェーンを真似て箱の中に残るコードを光に還していく。
元々光に戻っていく物は、ちょっと光を送っただけで化学反応のように光と化していき、箱からふわふわと漂い、舞い上がって空気に溶け込んでいく。
『ありがとう。本当に今までありがとう。ありがとう』
上がっていく光、一つ一つに感謝の気持ちを込めて、・・・手放した。

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補足:
フェーンさんとの身長差が10cm以上あって、なんかフェーンさんからしてみると、
も~、弟をあやしている感じがするんですけど。
ま~、ことがことだけに、甘やかしてもいいと思ったのもあるんでしょうけれど。
仮設コードの撤去は、フェーンさんがしたのではなくて、もうちょっと上の方に行って、やってもらったようです。
フェーンさんは前後の体調チェックと、心のケアをしてくださりました。

デオンが行かせなかったのは、「数日間は会わせずに様子を見よう」という話があったからです。
今回はデリケートな問題だったからか、
「気になるし、傍にいたいけれど、そうもいかないだろう」
と、エルンストに配慮して、前日~術直前は一切顔を見せませんでした。
(どうも、術中は外でうろうろして待ってたらしいけど)
目を覚ましたルークの目に飛び込んできたのは、エルンストの顔。
エルンストは寝返りを打っていて、枕を抱きしめるようにして眠っている。
半分うずまった顔をみながら、
『本当に昔から変わらないな』
そうルークは思った。

エルンストを起こさないようにそっとベッドを抜け出して、時間を確認する。
想像よりも早い時間。
『かといって、寝なおすほどでもないし。
 やっぱり、緊張しているのかな』
そう思いつつ、ルークはささっと身支度を整え、そっと部屋を抜け出した。
記憶を頼りに、病院側の玄関へたどり着く。
手をかざしてみるとロックはされていない。
『そうか・・・浮島だもんな』
フェーンやフェーンのパートナーが許可しない限り、そう簡単には外部から入り込めないようになっているはずで、ロックなど必要ないのだ。
変なところ、本体の三次元感覚が自分にも影響しているようだ。
ドアを開け、外に出る。
決して室内の空気が悪かったというわけではないが、外の空気を吸うと、新鮮な気がして、思わず大きく伸びをした。
・・・と、人の気配。
ルークが顔を向けると、案の定フェーンだ。
フェーンはこれから果樹園に行くのだろう、動きやすい格好をしていた。
「ずいぶんと早いな。やっぱり眠れなかったのか」
ルークに向かって歩いて来ながら、そう言う。
「う~ん?眠れはしたんだけど。
 ・・・やっぱり、緊張があるのかな?」
そう答えるルーク。
「ま、しょうがないさ」
そう言って、フェーンはルークの頭をぽんぽんと軽く撫でる。
「いつもなら、一緒に行くかって言うんだが。
 手術前だしな。食べられないのに、目の前に食べ物じゃ、嫌だろう。
 ####(フェーンさんのパートナーさんの名前)のところで時間をつぶせ」
そう言って、ルークの体の向きを店の方にぐいと向ける。
「話してあるから、水しか出さないぞ。####は」
肩越しに振り返ってみたフェーンの顔はとても優しい表情だった。

「あ、フェーン」
ルークをおいて、果樹園へと足を向けるフェーンをルークは呼び止める。
「どうした?」
「あれって・・・。切除したコードってどうなるの?」
ルークは疑問をぶつける。
「?光に還すというか・・・還っていくというか」
「・・・光に還す・・・・。
 それって、すぐじゃないとダメなわけ?」
怪訝な顔で質問に答えていたフェーンもルークの言いたいことがわかったのだろう、納得した顔になる。
「直ぐじゃなくても大丈夫だ」
「だったら・・・」
「しばらくだったら、保存しておくから」
フェーンはそう言って、微笑む。
「うん、ありがとう。我がまま言って」
ルークも笑いら頭を下げる。
「皆、お前に甘いけど。俺もお前には甘いよな」
そういって、今度こそ、フェーンは果樹園に向かっていった。

--------------

・・・思うに、なんだかんだで、甘え上手なのか?ルークは。
あちらこちらで甘やかしてもらっている気がします。
本当に。
フェーンのパートナーさんがやっているお店。
有機栽培レストランで大きなテラスが付いていて、昼のランチはもちろん、夜のディナーもテラスでとれるようになっていて。

そのテラス。夜。
この日はフェーンさんの計らいで、レストランは二人のために貸切り状態。
フェーンさんのツインさんが特別に腕を振るってくれていることになっている。
店側の光と、ランプとろうそくのほんわりとした光。
グラスに注がれたワインレッドの液体。
グラスの脚を持ち、お互いグラスを寄せる。
「こういう時は、やっぱり・・・。
 二人の未来のために、かな」
そう言った口調は、いつもの軽い口調とは違って、ずいぶんと真剣なもので。
言われたルークは、口元をかすかに上にあげて肯定する。
「じゃ」
「「二人の未来のために」」
チン

乾杯をしたものの、二人とも何を話していいのかわからない。
いつもは快活に話をする彼──エルンスト──も緊張気味だったし、ルークは元より無口な方だ。
結果として、黙々と手と口を動かすことになる。
「口に合わないのか。二人とも無言で」
フェーンがやってきて声をかける。
「口に合わない訳じゃなくて・・・」
状況を察しろよと、エルンストが視線をフェーンに向ける。
「いや。俺のパートナーの料理だからな。念のため」
そういって、二人にウィンクをしてみせる。
十分状況を知っていて、パートナーのことをネタに場を和ませようというフェーンの気持ちが嬉しい。
「食事に集中しようか」
「そうだね」
「そうだぞ。時間はまだまだあるから、とりあえずは食事だ」
そういって、フェーンが笑った。



「部屋はここだ」
フェーンに案内された部屋。
そこを覗き込んで、エルンストとルークは思わず顔を見合わせた。
「一応、病院では特別室・・・って言っているけど。
 実際には、俺の家のゲストルームかな」
「ああ」
ルークは納得する。
フェーンの病院は本格的な入院設備はないはずで。
通された部屋は、外から見れば病院とフェーンの自宅をつなぐ部分にあった。
そして・・・病室というよりは、本当にゲストルームというのがぴったりの内装。
山小屋のような空間に大きな天窓。
綺麗にベッドメイクされたダブルサイズ(いやクィーンサイズかも?)が2つ。
使われているのは病院のような真っ白なシーツではなく、手作りのキルトのようなものがかかっている。
「ま、ゆっくり休めよ」
そう言って、フェーンは二人を置いていった。

『あ・・・』
ルークは思わず声を上げそうになって、口をつぐむ。
それぞれ、ベッドに横になって、気付いたこと。
天窓の位置がベッドの上に横たわった時に星が見えるようになっている。
ずっと見つめていると、まるで自分が宇宙空間に浮かんでいるかのようだ。
不意に・・・泣きたいような、気持ちが突き上げてくる。
「エルンスト」
「何?」
「ありがとう」
「何、改まってんの。あんたがしおらしいとこっちも調子が狂うでしょ」
「・・・そっちの方が、先に変だったくせに」
「あんたね・・・」
さっきまでの緊張感がまるで嘘のように軽快なリズムで会話が弾む。
「あ~あ、ユウくらい、素直でかわいかったらいいのにっ」
「それ言ったら、エルンストだって素直な時があったじゃん」
「ぎゃ~、それって、あの時?あの時のこと言ってる?」
「ふふふふ」
「何、その笑い。なんか、すごく嫌なんだけどっ」
「だってさ、あの時の****(エルンストのこと)ってすごい、素直で~」
「やめなさいっ、+++++(ルークのこと)っ」
がばっとエルンストが起き上がり、頭をかきむしっている様子が伝わってくる。
くすくすと笑いを漏らすルークに、きっと視線を向けて。
とっさに枕をルークに投げつけた。
ぼすん
幸い顔への被弾は免れたが、まだ寝ていたため、ルークの体にしっかり当たった。
「~~~っエルンスト!」
がばっ
ルークも起き上がる。
エルンストが投げた枕と、自分の枕を両手にもってポイポイッとエルンストに向かって投げた。
ボス ボス
とっさによけたものの、腕に1つが当たったエルンスト。
「こらっ」
「先にそっちが投げたんだろう」
「だからって~」
がっっと勢いよく飛び降りて、エルンストに届かなかったもう一つの枕を拾うルークに、エルンストが抱えていた枕でポスンと叩く。
今度はしっかり頭に当たった。
「あ、やったな」
「へへ~~ん」
ぼす ポス ぼすん
お互い、『」いい大人が何をやっているんだか』と、内心は思いつつ。
状況が状況だし。
お互い『負けるもんかっ』って感じになり、引くに引けない。
・・・が、とうとう、どちらかともなく笑い出して、わははははと大笑いを始めた。
笑って、笑って笑いすぎて。
ルークは枕に顔をうずめて、笑いすぎて出てきた涙をぬぐった。

散々笑い終わって。
二人でベッドに腰掛ける。
「昔を思い出したね」
「うん」
始まりは多分、あすこ。
今、ルークの本体が思い出している時代。
一番・・・近い存在の自分達。
初心を思い出してみれば・・・こんなにも絆にこだわる必要はなかったのかもしれない。
初めから自分達は・・・・・絆なんてなくたって、支えあったり、傷つけあったり。
たくさんの感情をぶつけ合い、成長してきたのだから。
双方、同じ思いだったのだろう。
「なんか・・・気が軽くなったね」とエルンスト。
「うんそうだね」とルークも素直に同意する。

「愛してるよ」
「うん、僕も愛してる」
「今日は昔みたいに一緒に寝ようか」
「そうだね」
二人して子ども心に帰って、肩を寄せ合い眠りについた。
正座イベント終了後・・・というか、パーティーの途中で抜けたデオンとルーク。
途中で抜けたのは、打ち上げに飲みに行くことにしていたから。

どこかのバー。
多分、共有エリアで、デオンとルークの行きつけのお店。
レイさん(よしひなさんのところの住人さん)とデオン、ルークの3人で飲んでいて。
レイさんとルーク、どこかの時代でご一緒していたようです。
で、フェーンさんのところの果樹園にご一緒したり、
逆によしひなさんの箱庭にお邪魔したり・・・と、ご縁があって。
正座イベントでお会いして、ご一緒することになったはず?


酒の肴は、“ルークのかわいさについて”
(自分で打っていてすごい照れくさい!けど、本当にそうなんでご容赦を)
レイさんとデオンが盛り上がりまして~。
今までのルークだったらいたたまれずに逃げるんだけど、
統合後のルークはニコニコしながら同席。
・・・ってか、多分一番、飲んでましたね~。
ザルだからw

二人で、いかにルークのかわいさを伝えるかを、ある意味競ってて。
その二人を見て、『この二人の方がかわいいんじゃないかな~?』って。

だってね、本当に小さい子が腕を広げて、
「このくらい大きい」「じゃ、ぼくはこのくらい大きいもん!」
「だったら、ここからここまでだもん」
みたいなのを連想させるようなやり取りで。

『かわいい~』と思いつつ、グラスを重ね。
デオンが
「全部かわいいけれど、笑った時が一番かわいい!」
って言い切って。
その時は『うわぁ~』って思いましたが。
さすがに・・・レイさんもそれを聞いて、引きました???
その後は他の話になった気がします(笑)

帰りに、「俺が支払う」ってデオンが支払い中に、
レイさんと二人お店の外に出てて。
「前にも言ったと思うけど。
 やっぱり、いい奴捕まえたよな~。
 あれ?捕まったのか??」
みたいなことを言われた・・・。

---------------

って感じだったのです。
それを、よしひなさんに確認していただいたら・・・。


>さすがに・・・レイさんもそれを聞いて、引きました???

>何かね、引いてはないみたいですよ。
>ただ、ビックリしたんだそうで。笑
>「へ~、ルークのことちゃんと見てるんだな~」て思ったそうで・・・
>(↑超偉そうそりゃ向こうはツインなんだから)


問題は、最後のレイさんとルークの会話。

>「前にも言ったと思うけど。
> やっぱり、いい奴捕まえたよな~。
> あれ?捕まったのか??」


ここで、レイさんがよしひなさん経由で

>「見つかって良かったな」じゃないかと・・・???笑
>「あれ?まだちゃんと繋げてないの?」とも。。。

と、ここからツインのコードの件やら、“前”のことやらを確認。

ツインの件では、

>「あ~・・・それでなんだ??? いや、仮設コードのことまで分からなかったけど、
>コードがおかしなことになってるな、とは思った。
>だからツインとの繋がりが弱くて、信じ切れないんだな。。。
>それをちゃんと元通りにすれば、もっといろいろ分かってくるよ。
>何も失くさないし、何も壊れない。
>ただ大切なものが増えるだけだ。」


ってアドバイスを頂き・・・。
わかっていて、逡巡して過ごした約2ヶ月を知っているかのような、
ツボを突いた発言を!頂きました。
これは、ダメ押し(苦笑)

ええ、このやり取りのように、現在ツインさんのコードと、仮設コード、
2本のコードが繋がっているんです。
その件については、今回の統合を機に、決意って言うか・・・。
ま、動きがありそうです。
そちらは、また別の機会にお話しするとして・・・。


“前”については・・・。
私、てっきり、レイさんがルークにツインができた時に、言った言葉だと思ってましたw
果樹園に行ったときとか、デオンも来て話し込んでいたんで、
レイさんご自身、デオンとも多少・・・ちらりとでも面識があったんだと思ってて。
そういう意味の“前”・・・(何万年・・・何前万年前なんだ~?)だと思ったんですが、
レイさんのニュアンスは違うみたいで。


そしたら、レイさんから情報が

>“前にも言ったけど”は果樹園の時の話みたいですよ~

>果樹園の時に初めて?デオンさんに会って、
>「ルークもやっとツインが見つかったんだな。
>もう離すなよ。」
>て言ったらしいですけど

それで、“前”がわかりました。
も~、確認もせずに思い込んでいたので、話がかみ合わなかったのか!って腑に落ちて。

一番最後のところだけ、台詞がきちんとお持ち帰りできなかったようでした



それにしても・・・レイさんデオン・・・人を酒の肴にするのは、やめましょうね~(笑)
あんなに盛り上がるとは思いもよりませんでした。
──って、一人で黙々と飲んでた(私)ルークが言う台詞じゃないかw

よしひなさん、すり合わせのご協力、ありがとうございました~m(__)m
また・・・新月の日。
つまり・・・正座イベントがあった、17日、統合が。
え~っとユウじゃなくて・・・、SpaceGに出てくる人。
名前がAさん。
この人が加わった結果、と~~ってもにこやかな感じに。
あ、中性度もさらにアップ
結果として、正座イベントの時は、にこにこルークでした(爆)
『イメージが違う!』と思った方、ごめんなさい!


・・・が、正座イベントの前に、この“にこにこ”の被害にあった方々が・・・。

スピコミ117

そう・・・。
仕事場の同僚の方。
一晩経って・・・現れた同僚が、こんなになっていたら・・・。
そりゃ戸惑いますよねぇ・・・
どなたか(下に本体さんがいない方)が、端末操作して、
【下に本体がいる場合・・・】みたいな項目で、
“突然統合して、性格が若干変わる場合があります”
みたいなのを探し出して。
「へ~。大変だなぁ・・・」って言ってた <若干人事モードw

いや・・・大変なのは、一緒に仕事をしている皆さんかとw
びっくりさせて申し訳ありませんでしたm(__)m

リーシャさん時は前振りがあったようですが・・・私の場合はなかったようで。
(・・・ってか、ルーク&私が気付かないのか、鈍くて)

ま~、皆さん、上の方はやっぱりおおらかで。
「ルークには変わりないし」って感じ?
その後は普通に過ごしてくださってます(笑)


──が、若干一名が・・・
この方、どこで出てきたかわかります?
 (答えは一番下)

同じ職場と気付いた時、本体の私は『え~、まさか、妄想よね?』って思ったんですが。
その後も、チラチラ。
今回はしっかり、また、口説かれまして。
本当に懲りない人だなぁ・・・。
・・・ってか、『まだ、プレイボーイは治ってなかったのか』って思いました(爆)


A.学生時代、ルークにダンスのステップを教えてくれた人です
え~っと後からタイトル変えるかもしれません
自分の中で、正座イベントって言い続けちゃって・・・正式名称がwww

mixiの方で、18日0時0分まで記事は解禁しないようにということなので、
ブログの予約投稿を使って、アップさせていただきます。

あくまでも、私が感じたことなので、妄想部分もあるかと思います。
その辺はご理解、お願いいたしますm(__)m

-------------

クリロズに行く前に、デオンと会話。
エル・フィンさんの伝言伝えて。
D「貸しだな。借りは返してるから」
って(笑)
快く、一緒に行ってくれることになる。
・・・ってか、どちらにしても、付いてくるつもりだったようです、やっぱり。
トールさんやエル・フィンさんにも会いたかったようで。
むぎゅっとハグして、出発。


ここからはざっと感じた順なんですが・・・。
順番が飛び飛びって感じが強いです。


正座組さん達を誘導。
河原の石に足をとられて、よろけた人を一人か二人支えさせていただいた気が。
え~っと、感覚では女性だった気がします。
どなたか、覚えのある方がいらっしゃるかしら??
見学組さんを誘導した記憶が・・・余りない(>_<)


Marchangさん、自力で来てましたよ。
黒っぽい着ぐるみだった気がw
顔、ちゃんと出てましたよね?


正座の開始?でちょっと中座(or分身?)して、厨房にお邪魔。
ディジーちゃんとレオンくんが目に飛び込んできた。
レオンくんがまた大きくなっていた!
160~165くらいあるのかな~?
大きくなったから・・・もう叔父さんと呼ばずに、対等で、ルークって呼べば良いよって話して、ぎゅっとハグ。
うまくいえないけれど・・・“叔父”って肩書きを卒業した気分。
あ、なめこ汁がほぼ仕込が終わっていて、とてもおいしそうでした。
味見を・・・させてもらったような気がするんですけど・・・気のせい??


また河原に戻って。


デオンに呼ばれて、トールさんとルシオラさんにご挨拶しました?
この辺曖昧で・・・ご挨拶はもっと前、準備中だった気もするんですが(^-^;
ルシオラさんを「・・・の姫」って読んでましたが、トールさんは・・・。
『後ろに王子ってつける訳にもいかないし~。
 第一、王子って感じじゃないし~』<本体モードで突っ込み!
敬称つけるのに一瞬悩んで、まんまトールさんと呼んでいた気がしますw
トールさん、失礼しましたm(__)m


正座組の前に戻って。
(一応?)睨んでいる・・・エル・フィンさんの眉間の皴を指摘。
L「フィン、ここ、皴寄っているよ」って。
実際に、眉間を指先で触りながら言ってた・・・気がするんですけど?
やりましたかね?>エル・フィンさん


正座をしている方々を腕を組んで見下ろしているエル・フィンさんを見て。
『あ~、椅子を用意すればよかった』と思いつつ。
『これで椅子にふんぞり返ったら・・・ヤマト繋がりで“デスラー総督”になってしまう!』と思ってイメージをしてしまい・・・慌てて妄想を打ち消して。
(こんな妄想ばれたら自分が正座させられるのはわかっているのでこんなことをして、時間をつぶしてたかも?)


ここも時間が曖昧・・・。


ティーラさん・・・紹介してもらって。
明るい茶?金茶??色の髪で下の部分がくるんと内巻きに感じました。
綺麗な方で、見蕩れてて。
デオンに、
「な~に見蕩れてるんだ」ってつつかれて。
(やきもちとかじゃなくて、純粋に面白がっているみたい)
L「いや・・・綺麗な人だと思って」
 といいつつ、まだ見蕩れてる。
D「お前、ストライクゾーン広すぎるぞ。
  某Rといい、ティーラさんといい」<ここも面白そうに小突きながら
L「うん。
  でも、ストライクど真ん中は」
D&L同時に 「俺だろう」「デオンだから」
みたいな(大笑)
すみません・・・本当にも~、バカップルにどんどんなっていってます(T^T)


あ、服は・・・白っぽい袖が若干ひらひらした感じのを着ていた気が。
髪は、サイド編みこみだったかなぁ・・・?
あっ、でも、アイシャ@よしひなさんが喜ぶようにと、ポニーテールにして、
ちょっとおろした髪をピンクのヘアピンをクロスさせて押さえてた気もするし?
なんか・・・場所場所によって髪型が変わっていた(そんなことあるのかな???)気がするんですけど。
おろしてて編みこみ、ポニーテール共に、ありってことでwww


正座イベントは、意外と早く終わりましたよね?
1時間はやっていなかったかと思います。
・・・ってか、30分もやりませんでした・・・よね??
で・・・パーティーになったはずなんですが・・・食べた記憶がない・・・。
皆さんの差し入れとか・・・全然・・・ない(T^T)
すごい・・・悲しい・・・。
満腹時に上につないだせいかなぁ・・・。

あっ、思い出しました。
「終わったら、飲みにいこう~」って言ってたんだ!(苦笑)
・・・自分で抑え気味にしてたのか
あうあう・・・気分だけでも夜食したかったのになぁ

・・・と、とりあえず、今、思い出せたのはこんなところです。
後で思い出したら、追記させていただきま~す。

う~~んと、投稿時間・・・何時にしようw
今回も時系列外なんで、こちらにアップ。
死にネタなんで苦手な方はスルーしてくださいませ。

---------------

ドクン ドクン
まるで全身が心臓になってしまったかのようだ。
本来ならば体中をぐるぐると循環しているはずの血液。
しかし、今は開いてしまった穴から、鼓動の度にじわじわと、それでも確実に漏れ出て行くのが、抑えている手から感じ取れる。
それとともに・・・いくつもの記憶が自分の中を横切って・・・。
わかってはいたけれど、改めて振り返ってみれば・・・こんなにも多いものだとは。
今だって・・・薄れつつある肉体感覚で・・・音として結ぶことができないけれど、自分の名前を呼び続けてくれているはずの人物。

ふと、湧き上がる、後悔。
『伝えておけばよかった』
一度でも、ちゃんと言葉にしておけば・・・。
自分を愛してやまないのだと、公言してはばからない彼に、一言として、自分は言葉を返さなかった。
自分よりも、自分のことに聡い彼だから、言葉にしなくても伝わるだろうと。
そばに居続けることで、伝わるだろうと思っていたが・・・。
今になって、悔やまれる。
『──せめて一度だけでも』
閉じていた目を開く。
ぼんやりとしたままでなかなか焦点が合わない。
ぐぐっと瞳に力を込めるとともに、集中する。
音が耳に飛び込んできた。
「ルーク!」
その声でさらに意識が合う。
自分を覗き込む、彼の顔。
瞬くたびに、落ちる涙が、ポタポタと自分の顔に降り注いでいる。
初めて見た泣き顔が、こんな時なんて。
傷を抑えていた手を外し、彼へと手を伸ばす。
さらに自分の顔へと近づけられた顔。
その頬に手を添える。
もう一つの手で、ぐいと肩を引き寄せ、少しでも大きな声で伝わるように、
「愛してる」と言った。
かすれた小さな声だったけれど、確かに伝わったのだろう。
ピクンと彼の体が震えた。
肩にまわした手がずり落ちる。
落ちきる前に、彼の手が、それをとった。
顔を少し離して、自分の目を覗き込む顔。
手についていた血が頬を汚している顔。
愛おしさがこみ上げてきて、口元が緩んだ。
微笑む自分を見て、彼の目からポロポロ涙が零れ落ちる。
それを見て、もう一度肩に手をかけた。
もう、引き寄せる力はないのだけど。
彼から顔を寄せてくれる。
唇が重なる瞬間、
「生きるんだ」
言ったのが・・・彼に聞き取れたのだろうか。
言葉が伝わって・・・。
彼が・・・生き抜いて・・・。
幸せでありますように・・・。

------------

この最期の最期のところを書いているときに、ミスチルの“しるし”が流れて・・・。
“しるし”の歌詞とタブって、泣きのツボに入ってしまいました(T^T)

この時の後悔を繰り返さないようにしなくちゃなぁ・・・って反省モードです
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