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「寂しくないの?」
本体が散歩中にカイに聞く。
「え?」
思ってもみなかった質問をぶつけられ、意外そうな声で返事をされる。
が、本体の真剣な顔を見て、カイもちゃんと答える。
「寂しいも何も・・・。
 毎日来ているしね~。
 あっちの方が大変なんじゃないの?
 第一、オルファンもいるし」
そういいながら、ドラゴンに戻っているオルファンの体を撫でている。
オルファンだけでない、最近は本体のパワーアニマルが、羽根を伸ばしにちょくちょく訪れている。
「そっか」
本体も素直に納得した。
「やっぱり、そんな反応だよね。予想通りだ」
「え?」
今度は本体が意外そうな声だ。
「ちょっとはさ、怒るかな?と思ったんだけど・・・。
 やっぱり怒らなかったから」
「あ~~~。怒るも何もねぇ・・・。
 いいんじゃないの?幸せならばさ」
「言うと思った!」
こちらを見て、カイは笑った。
「──で、あっちの件も不問なんだ?」
「・・・文句言えないよ。どうせさ、私が知っちゃえば、ルークにばれただろうし」
『第一、最近はクリロズ経由でなく、直接島に来ているし』
言葉にしないが、カイにも本体の考えが伝わる。
「記憶をさかのぼると・・・丁重に対応してもらったようだし。いいんじゃない」
本体もにんまり笑う。
「あっ、たださ~。
 島、そろそろ、もう少しどうにか考えるとかしない?
 さすがに、「島でどうぞ・・・」とは言えなかったぞ、これじゃ」
カイが言い出す。
「うわっ、・・・考えたくないことだ~」
隣で本体が頭を抱えた。
『島をどうにかする前に、自分をどうにかしなくちゃだ・・・』
てんでバラバラの自分を自覚して、本体は思う。
「やぶへびだぁ・・・」
ボソッと言っている。
「はははははっ」
カイは愉快な気分になって笑った。
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「えっ、ルークもドラゴンいないの?」
正面に座っていたエルンストが目をまん丸にしながら、顔を上げ、食事の手を止めた。
そういうときのエルンストの目は、本当に発光しているのではないかと思うような、
不思議な色合いになるのに気付いた。
「うん」
ルークはそんな様子を尻目に、食事を続ける。
「どーしてさ?いてもいいじゃん、ドラゴン」
エルンストは無邪気に聞いてくる。
「うん・・・篭っていることが多いのがわかっていたからかな」
表向きの理由を述べる。
「えっ、そんなことなの?でもさ~、そんな理由ならば、逆にいてもいいじゃん」
エルンストはぶつぶつ続ける。
「──考え方の差だな」
隣にいたデオンが、助け舟を出す。
「そりゃそうかもしれないけど・・・ってかさ~。
 隊長だって、ドラゴンいないじゃん!
 何回聞いても、はぐらかすけど。
 なんで隊長はパートナーのドラゴン見つけなかったのさ」
矛先が、デオンに向いた。
「だから、考え方の差だ」
デオンは打ち切るように言い捨て食事を続けた。
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アロマ・レイキの勉強中。
神秘幾何学なんかも大好きです。
一昔前を考えたら、これって魔女かも!?
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じぇいど♪さんのところのなにみえ遠足3期生。
ステーションやクリロズ、アカデメイヤに挑戦中。

 
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