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スピコミ74

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はっちゃける:はっちゃけるとは、はめをはずしてはしゃぐこと。

【年代】 2001年  【種類】 若者言葉
はっちゃけるの解説

はっちゃけるとは日常生活の嫌なことやイライラを忘れ(忘れるために)、思う存分にはしゃぐことである。はっちゃけるは2000年辺りから若者を中心に使われたが、次第にストレスの多いサラリーマンなど社会人にも使われるようになる。同時にストレス発散のためにはしゃぐという行為以外に、単に「はりきる」といったニュアンスでも使われるようになる。また、2003年辺りから「はっちゃけ野郎・はっちゃけ日記」といった形でも使われる。
日本語俗語辞書より


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すっかりエルンストさんと私、飲み友達になっている気がします
・・・って、本当に“はっちゃける”なんて言葉、どこで覚えるんだろう?彼は。

ちなみに、エルンストさんの髪型を見ると、
私はベ○バラのオスカ○様の髪型を思い出します(笑)
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「あれは一過性の病気みたいなものだから。
 割り切って、付き合ってればいい」
医務室にいくまでの廊下。
意外と声が響く。
右隣でルークの腕をタオルで押さえたまま、フェーンが言う。
当の本人──エルンスト──がいたら、速攻で抗議をしそうだ。
「・・・一過性の病気」
ルークは繰り返す。
「そう、俺もカイザーも一度は経験済みだから」
「・・・わかった。しばらく様子をみてみるよ」
その時は、フェーンもルークも気楽な気持ちでいた。



「う~~ん、縫った方が良いっていえばいいけど。
 ヒーリングをマメにしていれば、あえて縫わなくても・・・。
 君しだいだな」
診察した医師が言う。
「じゃ・」
「縫ってやって下さい」
縫わずにヒーリングで、と続けるつもりが、フェーンにさえぎられる。
「ちょっと」
フェーンの顔を見る。
ふざけているわけではないらしい。
「初めてのケガなんですよ。一度痛い目を味わっていた方がいいと思うんですよね」
「なっ・・・」
さらりと怖いセリフを医師に言っている。
「そっか~、初めてか」
医師も納得したような顔でいる。
フェーンが真剣な顔をルークに向け言う。
「戦場でケガをした場合は、俺が応急処置にあたる。
 麻酔なしで、縫うことだってあるんだ。
 あんな闘い方をするお前は、一度、
 痛みを経験しておいた方が、無理しないだろう」
言われて、言葉に詰る。
「そ、そんな理由では・・・」
納得しないぞといいたいところだが、無理をした・・・というか、
強引に事を運んだ覚えがしっかりある。
途中から、言葉尻が小さくなってしまう。
「あんな闘い方って?」
「こいつ、自分の腕を盾代わりにしたんですよ」
「そりゃまた、思い切ったことを・・・」
医師とフェーンの視線が痛い。
ルークは気付かなかったが、医療者のフェーンは静かに怒っていたようだ。
「・・・麻酔なしでお願いします」
小さくなってルークは言った。



「意外と痛くなかっただろう?」
医務室を出た後、フェーンに声をかけられる。
「・・・おかげさまで」
ややぐったりしてルークはこたえた。
これは嫌味などではない。
本当にフェーンのおかげで痛みが軽く済んだのだ。
フェーンのヒーリングがなかったら・・・と思うとぞぞっとする。
『麻酔なしでは耐えられないかもしれない』
かろうじて、痛みの言葉を口から発することはなかったが、
眉間にシワがずっと寄ったままで、今だって顔全体が強張っている気がする。
予期できる分をシールドをはってやり過ごし、めったに大きなケガをしなかったルークは自分が思っているよりも痛みに弱かった。
「これに懲りて、自重させていただきます」
フェーンに向かって頭を下げる。
「いい心がけだ。縫わせた甲斐があるってもんだな」
フェーンは目じりを下げた。

「・・・そういえば、その手」
ルークはずっと気になっていたことを切り出す。
フェーンの腕の義手のことだ。
義手と言っても、元の肉体と神経部分などが電気信号に置き換えられてつながり、違和感なく使えるようになっている。
今では人工皮膚で覆われることで、一見しては義手とわからないものもある。
しかし、フェーンのものは少し古めで、皮膚で覆われていないものだ。
「ああ、これ」
フェーンも質問になれたものなのか、気にする様子はない。
それでも・・・
「聞いてもいいか?」と、ことわってみる。
「構わないぜ」
ぐい、と腕を突き出された。
「ちょっと診せてもらっていい?」
「もちろん」
腕に手を沿え、指、手のひら、甲、各部分をみていく。
「・・・やっぱり」
思わず声が出る。
「なんだ」
フェーンは怪訝な顔をしている。
「君の腕を作った人を知っている。
 時間が経っているのに・・・。
 すごい丁寧に使われている。すごいな」
最後は感嘆の声が出た。
ああ、彼にこの腕を・・・フェーンを紹介することができたら、
どんなに目を輝かせただろう。
「ぶふっ」
「?」
フェーンが噴き出す。
「お前、変だよな~」
「えっ?」
「普通さ、腕のことって言ったら、どこで怪我した?
 どうして義手になった?とか聞くもんなのに。
 作った人!」
バシバシと背中を叩かれる。
どうも的外れな発言をした・・・らしい。
「・・・で?その人は、今何しているんだ?」
フェーンに促される。
「あ・・・。数年前に亡くなったんだ」
そう、見せたいけれど、彼はもういない。
「まさか・・・」
フェーンが顔を曇らせる。
「あっ、戦争でじゃないよ。病気・・・というか・・・歳で」
「そうか・・・・・・残念だな。
 ・・・・俺のこの腕は・・・・」
その後は部屋に着くまで、フェーンのいきさつを聞かせてもらった。
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