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*ルースシリーズの補足*

えっと、お義母さんとは同居ではなく、たまたま孫の顔を見に来ていたって感じです。
で、デオンとルース夫妻+お子様が会った時は、上二人はお義母と別行動中だったようでした。

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え~~~っと、書くのにとっても時間がかかった、ルースシリーズ。
私自身はもう前から見ていて、流れももちろんわかっていたんですが、なかなかかけずにいました。
淡々と書けるようになるまでに時間がかかったためです。

降りてきた当初は、ルーシャンスに腹が立ち~。
ええ、やっぱり
『なんで、こんなになるまでルークを放っておいたの?気付かなかったの?
って感じになりまして(苦笑)

次に、ルークに腹が立ち~~。
『なんで、自分で何もかも抱えるのよ~~~
ってね(笑)

二人への怒りに煮詰まっていた時に、ふと、“ある魂の物語”を思い出しました。
そう、望んだことだったんですよね、結局自分
そう思ったら、脱力しました。
計画通りだったんですから、きっと。
二人の性格の差も。
『それを責めるのはお門違いで、感謝をしても責めることはできない』
そう思い、吹っ切れました。

でも、思った以上にダメージがありました。
私のルースへの気持ちの部分で。
このシーンを書くって言うのは、なんていうのか、ルースへの非難みたいになってしまわないか?
ルースが悪いわけじゃないとわかった分だけ、ちょっとしんどくて。
自分の中で何度もここのシーンを反芻していくことで、やっとほぐれて・・・。
やっと、『書ける』と思ったのは昨日(6/25)
書き出したら、一気に100行を超えました。
『なんて、現金な・・・』と自分でも思いましたよ~。
でもとまらない。
結果、すごくなってしまいました。
携帯からの方、すみません。

でも、反芻することで、発見もありました。
エピソードがどんどん具体的になるのもありましたが、
結局は自分なんです、やっぱり。
最後の方の、ルースの気持ちの切り替わり方なんて、
『そっくり~!』です、私と(笑)
『失敗しちゃったかな?』と思っても『ま、いいか』って感じ。
ルースにはしなやかな強さがあることにも気付いたし。
大変だったけど、その分収穫も多かった話でした。

ルース5の最後に書きましたが、ルースシリーズはとりあえず終了です。
今まで、ご愛読ありがとうございました。

そして、この話がルークシリーズの時系列の位置になるか・・・。
わざとぼかすつもりはなかったのですが、結果としては最後まで引っ張ってしまいました。

それがわかるように、ルーク6を同時アップしてあります
ルーク6を読んで、『ああ!』と腑に落ちて頂くと、幸いです
ルークシリーズはまだまだ続きます。
これからも、よろしくお願いしますm(__)m
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「あれ、ルーク?どうした?」
声をかけられて、我に返る。
次の瞬間、左腕をつかまれて強引に立ち上がらさせられ、
結果、バランスを崩して、目のに迫っていた胸におでこと鼻をぶつける羽目になった。
「・・・った」
バサッ
右手でぶつけたおでこを確認をしようと、持っていた本を落とした。
「・・・・・・・」
中腰から背を伸ばし、若干上にある目を見る。
デオンの目じりが若干下がり気味だ。
笑いをこらえているらしい。

廊下に座り込んで、本を読んでいるうちに会議が終わったようだ。
下に落としてしまった本をとりながら言う。
「今朝の件・・・詳しく聞いてないから」
「今朝の件?」
一瞬本当にわからなかったのだろう、デオンの瞳が空を見る。
「・・・ああ、あれか!そんなに詳しく話すことじゃないと思うが?」
「いや、俺、当事者だから、詳しく聞かせてもらう」
眼力の勝負というのだろうか・・・二人でしばし視線を交わす。
「・・・わかった。とりあえず、部屋だな」

部屋のロックを解除し、デオンは目を見張った。
「ルーク・・・お前なぁ・・・」
テーブルの上で突っ伏したルークをベッドに運び、寝かせ、中途半端な時間だったので、着替えて夜勤班の様子を見に行ってしまったのが裏目に出てしまったようだ。
数歩中に入って、滑りそうになる。
ふと見れば、転々とつながる小さな水溜り。
どうも、濡れた足のまま歩いたらしい・・・。
その間にぽたぽたと雫が落ちたあと。
髪の毛をしっかり拭かなかったのか・・・。
それはバスルームからつながっている。
テーブルの上のコップは転がっていて、中のジュースの量が少ないおかげで床にはたれていないが、こちらも水溜りを作っている。
椅子には濡れたバスタオルが丸めて置きっぱなし。
おまけに、隣のベッドルームにあるはずの毛布が、隣の部屋へのドアの数歩手前に丸まって落ちている。
夜勤班にいた部下とつい話し込み、そのまま食堂で朝食をとり、そのまま勤務に入ってしまったのだ。
・・・こんなことなら、寝起きの悪いルークを叩き起こしにくるべきだった。
反省していると、ルークがひょいとデオンの顔を覗き込む。
その顔は『部屋に入らないのか?』と言っている。
「あ~~~、もう、お前は何歳なんだ!?」
片付けの手順に頭を痛め、思わずデオンが叫ぶ。
「・・・32?」
ルークが淡々と答える。
「だぁぁぁ。真面目に答えるな~ぁ。そこで待ってろ!」

取り急ぎ、床を拭きあげ、ルークを部屋に通す。
「そこに座ってろ」
ルークは言われたとおり、椅子に腰掛ける。
それを横目に、デオンは手早くテーブルを拭き、バスタオルを片付ける。
バスルームも悲惨なことになっていたので、しばらくバスルームの片付けをする。
戻って、毛布片手にベッドルームに入り・・・。
そこで盛大な溜息をついた後、ベッドを整えた。
ほっと一息ついて、部屋を出ると・・・そこには椅子に座って本を読んでいるルークの姿があった。
デオンは文句を言ってやろうと、一度口を開いたが、思いとどまりキッチンへ立つ。
コーヒーの準備をしながら、ふと思う。
『あいつの部屋・・・大丈夫か?』
ルークの部屋にはルーク製作のロボットがあって、たいていの家事はしているはずだが。
たった数時間であすこまできる才能についていけるのか?
『あとで様子を見に行ったほうがいいな・・・』
我ながら甘やかしすぎだとは思うが、放っておけないんだよなぁ・・・と
デオンは思った。

「ルーク、ほら」
デオンは淹れたコーヒーをルークの前におく。
反応がない。
「はぁ・・・」
溜息をついてから、ルークの持っている本をさっと手から引き抜く。
「っっ」
びっくりした顔で、ルークが反応した。
ざまーみろ、と思う。
「・・・・・・」
冷ややかな目でデオンの顔を見る。
「どーぞ」
コーヒーを指差す。
「どーも」
ルークは名残惜しそうに、本の裏表紙を見やりながら、コーヒーに手を伸ばす。

「・・・・・・・・」
二人して無言だ。
デオンは段々と不安になってきた。
ルーク、よもや用件を忘れたんじゃないだろうな?とふと思う。
この分では、話題を振らないと思い出さないか。
そう思ったとき、
「・・・・で?いつからだ?」
ルークが切り出す。
忘れてなかったのか。
「──4年前から」
今朝、ルークが飛び込んできた時に、過ぎた年月を計算していたので、すんなりと答えられる。
「4年前・・・」
ルークは黙り込んだ。
4年前の記憶を探る。
すぐさま、思い当たることがあった。
「・・・って、デオンが異動してきた年じゃないか」
「そうだ」
デオンは当然のように答える。
・・・ということは、異動してきてすぐに動いたということか。
何か、もう一つ記憶が引っかかる・・・あの時に何か自分はしたはずだ。

・・・ふと、ルースのことを思う。。。
ここ数年は、ケガが減っているかもしれない。
今までは、ちょっとしたケガもルークに伝わってきていた。
てっきり、家族を持ち落ち着いた結果と考えていたが・・・。
「まさか・・・ルーシャンスと接触したのか?」
ふと思ったことを聞く。
朝のニュアンスだと、接触しないで護衛という形だと判断していたが。
ルークはデオンの目をしっかりと見た。
「ふふん」
鼻で笑われた。
どういう意味か、ルークが深く考える前に、
「会ったよ。俺が」
デオンがそう言った。
「まずは・・・」
デオンが切り出す。
テーブルの上に広げられた、先ほどの表を指差す。
「これ、一昨日のことだろう?まだ、傷あるか?」
「あるなんてものじゃ・・・。まだ腫れてますよ」
チラッと辺りを見回してから、行儀が悪いが、右足を持ち上げ、ズボンをめくって傷を見せる。
「うわ、ずいぶんとぱっくりいったんだな」
「縫わずにすんだのが幸いでした」
ちょうどヒーリング力の強い、医療班がいる試合だったのが幸いした。
傷の周りは、まだ腫れあがっているし、その周りは青痣まである。
「じゃ、これをみてくれ」
すいと紙の上で手を動かすと、紙の上にフォログラムが浮かんだ。
「うっ」
「これ、ルークの負傷部分の映像」
マジマジと自分の足と見比べる。
上から見下ろしたのと、向かい合わせてとった映像の差はあるし、ルークの方はルーシャンスのぱっくりいった部分が蚯蚓腫れのようになっているだけだし、痣も薄いが・・・酷似しているといっていい。
「・・・・・・これは・・・どういうことですか」
デオンはじっとルーシャンスの反応を見ていた。
「・・・本当に、これほどとはなぁ・・・。
 ルークの苦労が報われていたってことだけど・・・。
 あんたには、本当に酷なことかもしれないな」
ボソッという。
「酷?」
じっとルーシャンスの顔を見ている。
話すかどうか逡巡しているのか。
デオンが酷というからには、多分そうなのだろう。
が、このまま聞かずにいるわけにはいかない。
自分は一歩を踏み出してしまったのだから。
聞くしかないのだ。
目に力を入れる。

デオンも決心がついたのだろう。
「・・・この表を見て、何か気付かないか?」
表をトントンと指差す。
上から左右、下までまじまじと読んでみるが、何が言いたいのかわからない。
「・・・わかりません・・・」
「・・・そうか・・・」
デオンが大きく息を吸い込み、
「これって、あんた側がケガをしたときのデータばかりじゃねぇの?」
言った。
「え?」
言われて、慌てて目を通しなおす。
「・・・・・・・・」
愕然・・・というのはこういうことを言うのだろうか。
並んでいるデータは全て、ルーシャンスがケガをした時のものばかりだった。
ルークのものは一つもない。
「3ヶ月という短い期間だったから・・・」
思わず、言い訳がましく言ってしまう。
──が、本能的な部分では違うとわかっていた。
「それはないな」
デオンもきっぱりと否定する。
「あんたは自分で言っていただろう?
 “双子の共鳴”って。
 あんた側からの痛みはルークに伝わっている。
 ・・・が、ルーク側からは伝わっていない。
 これをどう思う?
 あ、この3ヶ月の間に、ルークは3回ぶっ倒れているぜ、念のため」
言われたこと、目の前にある表を反芻しながら、頭をフル回転させる。
過去を振り返る・・・。
いつから、ルークの痛みが自分に共鳴しなくなっていたのか・・・。
感情面では・・・?

ふと、真実がわかった気がした。
・・・と、同時に、余りの衝撃に、目の前が真っ暗になる。
頭から、どんどん血が下がっていく感じだ。
・・・やばい。

と、手に何かが触れた。
デオンの手だ。
「大丈夫か?顔色が悪いぞ」
ハッと我に帰る。
絶妙のタイミングだ。
ブンブンと頭を振る。
おかげで、貧血を起こしかけていたのが、踏ん張れた。
「大丈夫です・・・」

見つけた、多分これが真実。
「ルークなんですね?ルークが俺に共鳴しないように・・・。
 ずっと、抑えて・・・。
 それも、かなり昔から・・・。
 ・・・なのに、俺は抑えることもせず、ルークに共鳴させていた・・・」
気付いてしまえば、『なぜ気付かなかったのだろう』と思う。

トン、トン。
デオンが指で手を叩いてくる。
元気を出せということらしい。
うつむいていた視線を上げ、顔を見る。
「そんなに自分を責めるな」
眉が下がって、困惑している。
・・・自分がきっかけを作ったくせに。
そう思う反面、知ってよかったとも思う。
もちろん、まだ、しばらくダメージからは立ち直れないだろうが。

「いつからなんですか?」
「結構、昔からだと思う。
 俺と会ったときには、予測できる痛みの方はほぼクリアしていたな。
 運動の時とか・・・薄いバリアを張って、体を保護していたから」
「はぁ」
ますます、気付かなかった自分に落ち込む。
「感情面をコントロールするために・・・作ったのが、さっきの薬だ」
「え?あの薬?」
「俺が学生の時にはもう出来上がっていた。
 コツをつかんで、今では、薬なしでも全く問題ないらしい」
デオンが少し悲しげに言う。
「え?つい最近のものじゃないんですか?」
「もう、10年位前のものだ。
 異動を機に思い出して、ルークに再現させたんだ。
 あれこれ使い道が浮かんでな」
てっきり、デオンの依頼で開発したものだと思っていた。
それが、自分との共鳴力を抑えるためだったとは。
本当に・・・俺は何も知らなかったんだ・・・。

「お、俺はどうしたらいいんでしょう?」
うなだれるばかりになっていた頭を上げて聞く。
「う~ん、もうちょっと体に気をつけてもらえばいいかな?感じなんだが」
「えっ」
そんな簡単なことでいいのだろうか。
顔に出ていたんだろう。
「不意のものはしょうがないんだ。
 ただ、ケガが予想されるような場合は、あらかじめシールドを作ってもらうとか。
 そんなものでいい」
デオンがさらりと言う。
つまり、一昨日のサッカーのような場合は、ケガの可能性もあるし、シールドをということか。
「・・・わかりました」
シールド系は苦手なんだが。
と、デオンが言う。
「あんたはシールド系が苦手みたいだけどな。
 ま、努力してくれ。
 ダメなら・・・。
 スパルタ教師を派遣するが?」
にんまりしている。
さすが、下調べしてあるだけのことはある。
「え、遠慮します」
それにしてもなぁ・・・。
また、思考の渦にはまりだす。
「あんまり自分を責めるな。
 第一、あんたのおかげでルークはシールド系は大得意だ。
 ヒーリング能力も高い。
 おまけに、薬やドロイドの開発で社会貢献中!
 悪いことばっかりじゃないんだぜ」
励ましてくれているんだろう、ウィンクしてよこした。
「はい・・・」
ありがたいけれど、一度知ってしまった以上、落ち込まずにはいられない。
「はぁぁ」

「ところで、だ」
言われて、顔を上げると、デオンがこちらに身を乗り出している。
「はい?」
思わず、つられてこちらも身を乗り出す。
「今日の件、俺の単独だから。他言するなよ」
「え?」
一瞬、言われた意味がわからなかった。
「あの・・・調査とかで、人手がかかってますよね?」
「もちろん、自腹だ。・・・あ、多少、権力を傘に着てお願いした部分もあったが」
ま、どこかでフォローするからお互い様だ・・・みたいなことを言って、にんまりしている。
「じゃ、もちろんルークは?」
「知るはずないだろう。言うなよ」
最後の瞳からの強い視線でルーシャンスは黙るしかなかった。


「じゃ、これで」
ルーシャンスの混乱が落ち着くまで、たわいのない話をした後のこと。
店を後にし、ルーシャンスと別れる角先で、デオンは言った。
「あ、ありがとうございました。
 これからも、弟をお願いします」
おもいっきり頭を下げる。
ガシガシ
髪の毛をおもいっきりかき混ぜられる。
「まかせろ。
 あんたこそ、泣きそうな面しているぞ。
 美人の母ちゃんに慰めてもらえよ」
じゃな。
今度こそ、背を向けて歩き出す。
デオンの遠ざかる背を見て、ルーシャンスも歩き出した。
浮かぶのはマールや子ども達の顔。
早く帰りたい・・・、そう思う。
そうじゃないと、情けなくて泣いてしまいそうだ。
そして、ふと思う。
『ルークは泣くことがあったのだろうか?』
ルークの泣き顔といえば、ほんの幼い頃のものしか思い浮かばない。
自分には支えとなる家族がいる。
『だけど・・・ルークには?』
ふと、さっきまで話していた男の顔が浮かぶ。
『・・・俺、とんでもないお願いしちゃったのか?』
一瞬、うろたえる。
──が、
『ルークのよりどころがあるのだとしたら・・・。
 それはそれでいいのかもしれない』
重かった心が、心持ち浮かんだ気がした。

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えっと、ルーク外伝、“ルース”シリーズはひとまずここで終了です。
ありがとうございましたm(__)m
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